エプロンデザイナーの豊橋暮らし

妊娠トラブル～豊橋編～からのつづきです。

今年の春に2人目の子どもを産みました。
妊娠中は色々なトラブルが絶えず、その度に周りの方々に助けられて乗り越えられました。

切迫早流産の安静中は同じような状況の方はどのように過ごしているかを
インターネットで検索する事が私の支えでもありました。
今後、どなたかの気休めにでもなれたらと思い記事をアップします。
昔から「妊娠は一人一人違う」とよく言います。
この様なパターンもあるんだなと、さらっと見ていただけますと幸いです。（長文だけど）

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元々２人目は里帰り出産希望であったし、再び絶対安静生活が始まると大変なので
比較的体調の良い時に実家へ行く事にする。

妊娠２９週、夫に空港まで送ってもらい、長女と２人で飛行機に乗る。
数日後、予め予約していた里帰り先の病院で受診。ここでもウテメリン１日４錠と安静指示がでる。

実家では家事をほとんどをしてもらい、出来るだけ横になる。
というか、お腹が張ってあまり動けない。
長女と遊ぶのも寝転びながら。外にもなかなか連れて行ってあげられない。
絵本を読むか、一緒に工作して過ごす。
４歳だから言う事を聞いたけれど、その分、我慢させていたなぁ。

妊娠３１週に初めて「羊水が少なめ」と言われる。
子宮経管３１ミリ。
羊水を増やすにはどうしたら良いか先生に聞くが「方法はない」と言われる。
そして「安静に」と。

妊娠３３週、赤ちゃんのモニターをとる。仰向きでとっていたら、急に息が苦しくなり
気も遠くなってくる。振り絞るように声を出して助けを呼ぶ。
近くにいた長女は私が苦しがる姿にショックを受けており、かわいそうな事をしてしまった。
大きくなった子宮で大静脈が圧迫され血行が悪くなり、心臓に血液が戻りにくくなって気持ち悪くなるそう。
時々こういう人がいるらしい。横向きでモニターをとるようにする。
子宮経管２７．９ミリ。

妊娠３４週、子宮経管２８．９ミリ。羊水５．５。（単位が分からない）

妊娠３５週、羊水６。

妊娠３６週、羊水５．３。ウテメリン飲み終わる。
赤ちゃんが生きていける確率が高くなったので、張り止めの薬は終了。
もっと注意が必要な人は、すぐ入院してウテメリンの点滴なので、
錠剤ですんだ私は、切迫早産の中でも軽かったのだと思う。
とはいえ、立つにも座るにも、お腹が張って苦しい。

妊娠３７週、羊水４．３　基準値（５）を下回ったため管理入院決定。
赤ちゃんも2,000gぐらいで小さめ、と言われる。（でも産まれたとき2,570gだった）
翌日、荷物をまとめて入院。不安がる長女をなんとかなだめる。
先生と相談して翌週に陣痛促進剤で出産する予定のはずだったが・・・

管理入院したその日の夜、正確には次の日の朝４時頃。
お腹の痛さで目が覚める。
これは時間を計ってみよう！と時計を見たその時、破水。
夫と両親に今日中に産まれそうと、メールで連絡。

４：００　陣痛（？）→破水する
６：００　陣痛　だんだん弱くなる
９：００　陣痛促進剤使用（破水による感染の危険があるため）
１１：３０　出産

分娩中、先生(１人)と助産師さん(８人)と学生さん(１人)が合わせて１０人いる。
先生が「心拍下がってるよー」と助産師さんたちに声をかけていて
産む事に集中したかったのだけど、あまりの人数の多さが気になってしまい数える。
しかも、夫によく言われる「ダブルチェック！」を思い出し、
もう一度数えたから正確な人数。
帝王切開になる可能性もあるから（書類にもサインしたし）多かったのだと後から気づいた。
無事に産まれると皆さんすぐにいなくなり、先生が最後の処置中１人になってしまい、「おーい、誰かきてー」と呼んでいる。
ちょっと笑いそうになったけど、体が疲れ過ぎていて笑う元気もない。

このようにして元気な男の子が、あっという間に産まれた。
夫はその日の朝、自宅を出て新幹線で駆け付けてくれた。
産まれたばかりの赤ちゃんを見ながら（母子同室）ここでも、２人で小躍りする。



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結局、産前２ヶ月、産後２ヶ月合計４ヶ月里帰りしました。
長女は保育園を長期お休みしました。復園したら学年が上がって新しいクラスなので
心配していましたが、一日目から元気に登園しています。
今回の事で、自分が元気でいないと周りに迷惑がかかる事がよく分かりました。



支えてくださった皆様、どうもありがとうございました！